自宅の不動産を売却するには、「退去してから売却する」「住みながら売却する」という2つの方法があります。
どちらのやり方にもそれぞれメリット、デメリットがありますが、住みながら売却した方がコスト面では有利になるケースが多いです。
そこで今回は、不動産を住みながら売却するためのコツと、注意点についてご紹介していきます。
住みながら不動産を売却するためのコツは内覧にあり
不動産は、退去してから売却したほうが早く売れるといわれています。
その理由は、内覧のときに生活感がないほうが印象がいいケースが多いからです。
つまり、内覧でいい印象を与えることが、住みながらでも売却を決めるためのコツだといえます。
まず、内覧当日は掃除をしっかりしておくことはもちろんですが、臭いにも気を配って換気をしておきましょう。
特に生活感の出やすい水回りは清潔にしておくことが大切です。
室内の明るさも重要なので、内覧は可能な限り日中にセッティングできると印象がよくなります。
また、室内に物が多いと部屋が狭く見えてしまったり、間取りがわかりづらくなってしまう恐れがあるため、次の家に持っていかないことがわかっている家具などはなるべく早めに処分して、少しでも室内をすっきりさせることを心がけましょう。
住みながら不動産を売却する際に覚えておきたい注意点
住みながら売却をする際の注意点は、売却活動をしながらも次の住居の目処をたてておかなければならないということです。
不動産の売却が決まれば、早ければ1、2か月、遅くとも半年以内にはその家から退去しなくてはいけません。
半年あれば大丈夫と思っていても、なかなか納得のいく家が見つからなかったり、引っ越し先がすぐに入居できる状況だとは限らないため、家探しは余裕を持って進めておきましょう。
空白期間ができてしまうと、仮住まいを借りることになり、手間も費用も無駄にかかってしまうので注意してください。
また、住みながら売却する場合はいつ内覧の予約が入るかわかりません。
これは売却のコツにも通ずるのですが、特に週末は予約が入りやすいので、売却期間中は自身の予定などを極力入れないようにしましょう。
また、急な内覧希望が入ることもあるので、いつでも招き入れられるよう常に家の状態をきれいに保っておく必要があります。
準備を怠っていると内覧を受け入れていても売却が決まらず、ダラダラと売却期間が延びてしまうことになりかねないので、短期集中の気持ちで臨みましょう。
まとめ
空き家にしてから売却をすると内覧で有利というメリットがありますが、新居との二重ローン期間が発生するリスクもあります。
住みながら売却は内覧の際に手間がかかりますが、金銭面でのリスクや負担は少ない方法です。
新居探しも余裕を持って進めつつ、納得のいく売却を目指してくださいね。
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