投資用不動産の購入を検討しているのであれば、住宅ローンの知識が不可欠です。
融資制度には、一般的な「住宅ローン」はまったく内容の異なる「不動産投資ローン」というものが存在していることをご存じでしょうか。
そこで今回は、不動産投資ローンとは何なのかについて、また、不動産投資ローンの金利相場や、不動産投資ローンを利用する流れについてもご紹介していきます。
不動産投資ローンと住宅ローンの違いとは?購入物件の収益性が重視される
不動案投資ローンとは、自宅用の住宅を購入するのではなく、投資用の不動産を購入する際に利用できるローンのこと。
購入した不動産を他人に貸して収益を得る「事業」に対し、貸し出されるローンです。
投資用不動産を購入する際に、一般的な住宅ローンを利用することはできません。
一般的な住宅ローンと審査の項目が大きく異なることはありませんが、不動産投資ローンでは個人の属性だけでなく物件の収益性についても重要な審査基準となります。
物件のエリアや築年数に加え、家賃設定などもチェックされるので慎重に検討しましょう。
購入物件による違いも!不動産投資ローンの金利相場とは
不動産投資ローンは、いろいろな金融機関で利用することができます。
その借り入れ際によっても金利は異なりますが、平均的な金利相場は2.5%ほど。
相場を金融機関ごとにみていくと、審査は厳しいけれど長期の借り入れが可能な「都市銀行」が金利1%程度、銀行によって審査や借り入れ期間の異なる「地方銀行」が金利1.5%から4.5%程度、地縁を重視する「信用金庫・信用組合」が金利2%なかばとなっています。
しかし、金利は借入先だけでなく購入する方の属性や購入する物件によっても変動するもの。
そのため、あくまでも目安として参考にしてみてくださいね。
不動産投資ローンを利用して物件を購入するまでの流れ
不動産投資ローンを利用する流れは、一般的な住宅ローンと大きな違いはありません。
購入を希望する物件が決まったら、まずは借り入れ先の金融機関に不動産投資ローンの仮審査を申し込みます。
仮審査を無事に通過すれば、物件の購入手続きをおこない、売買契約を締結する流れです。
打診をしてから長くても1か月ほどで本審査の結果が出るので、問題がなければ金融機関で融資の手続きをおこないましょう。
不動産の引き渡し日にローンの融資が実行されて、手続きは完了です。
ただし、不動産投資ローンの申請には、賃料想定表である「レントロール」などを用意する必要があります。
仮審査のタイミングで提出ができるよう、事前に準備をすすめておきましょう。
まとめ
一般的な住宅ローンとは異なり、不動産投資ローンでは「物件の収益性」が重要な審査基準となります。
家賃設定なども含めて現実的な収益性を説明できることが大切になってくるので、購入する不動産の資産価値についてもしっかりと見極めるようにしてくださいね。
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